仕事の関係で、いろいろな地域へ行きます。その土地でみたおもしろい風土や文化を紹介します。地誌や民俗誌のイメージでこのブログを見てください。
あと、本をよく読むので、読書の記録ついでに、本をいろいろと紹介してみます。
「『ユタ』の黄金言葉」という本を図書館で読みました。
少し古い本ですが、沖縄や奄美方面の民間宗教者である「ユタ」に関する内容で、エッセイ風にまとめてあって読みやすいです。
個々人としてのユタに焦点が充てられており、イラストや地図入りでそれぞれのユタごとに説明があり、導入部がしっかりしていて、あとからの文章が理解し安いため、その構成も優秀な本と思います。
学術の本ではないので、研究者には物足りない内容と思いますが、一般の人には読みやすく、筆者の聞き取りやフィールドワークに裏付けされたしっかりとした内容からも、ユタの世界観や、自然に根差した人々の生き様を見ること
ができます。
都市に住んで日ごろ忘れている、自然への感謝や先祖への思い、家族への触れ方など、私たちが大切にすべきことを、再確認できる本だと思います。ひさしぶりに、読んでいて、心が喜んでいる本で、読むのが楽しかったです。本の表紙の画像を探したのですが、古い本で売られていないようで、参考程度に下記の画像を引っ張っています。本の画像はよくアフィリエイトのサイトから引っ張っていますが、この本は現在は売られてないようなので、図書館で読まれれば十分だと思います。
【中古】「ユタ」の黄金言葉(くがにくぅとぅば)—沖縄・奄美のシャーマンがおろす神の声
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「地図の物語」を読みました。地図は芸術です。額縁に入れればそのまま
インテリアになるものもあります。
あと、地図はうそつきということも覚えておくといいと思います。目的に
沿った地図を使わないと情報が大きく曲げられてしまうからです。
特にドイツやオーストリアの地形図は絵のように美しかったのを覚えていま
す。
いろいろな地図が紹介されていますが、「地図の数=人間の視点の数」と考え
ると、この本で人類の歴史やその時々の意図が見えてくると思います。見て楽
しい本です。
地図の物語 [ アン・ルーニー ]
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JUGEMテーマ:読書の楽しみ
過疎が始まって久しいのですが、日本の人口はますます減少傾向です。
打つ手がないというか、有効な手を打っても、この傾向はかなり長い時間
のスパンで続くことはわかっているようです。
人は国の基礎だと考えると、人口減少は真剣に考えないといけない問題です。
その中でも、山間地域は、過疎の問題が昔から深刻で、さらに深刻な問題に
なっています。
だから最近は山村に関わらず、多くの地域で「限界集落」という言葉も一般的に
なってきました。
「山間地政策に学ぶ」は、地理学者を中心とした著作ですが、地理学も政策に
有効なノウハウを持っているのですが、他の学問領域ほど、地理学が積極的に
政策に関わることは、日本では少ないようなイメージがあったのですが、地理
学は地域研究の基礎を占める領域なので、この本の著者のように積極的に政策に
関わることで、いろいろな貢献ができると思っています。
正直、章によって著者が違うのでレベルや読みやすさに差があるのですが、基本
的には読みやすいと思います。役場や市役所など行政関係の人は一読の必要ある
かなと思っています。
山間地政策を学ぶ [ 山中進 ]
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JUGEMテーマ:読書の楽しみ
仮眠中に変な夢を見たので書きます。どうでもいいのですが、夢は何となく、不思議なので書いてみました。
病院で診察を受けているのですが、病気では無いけど、死に至るほど重い病気になる前の諸条件が潜んでいると医者から諭される夢をみました。その後、自動運転のタクシーで、なぜか助手席に座って、近所まで裏道で移動すると言うもの。
さらに自動運転のタクシーなので、支払いの機械がダッシュボードにあって、払おうとするとなぜか2千円がおいてあるのですが、料金は900円くらいというもの。それで払うけど、レシートが出てこないで、困るというところで、目が覚めて、夢は終わりました。
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個人的にワインは大好きです。
赤ワインをおいしいと思うには、ある程度の種類を飲んで味を覚えないといけないので、その意味では大人の味だと思います。
トリエンヌのワインをふとしたことで見つけたのですが、トリエンヌは個人的に思い出のワインです。なぜなら赤ワインの味を理解し始めたのが、たまたま近所の酒屋に売ってあった、トリエンヌを飲んだときだったからです。
I.G.P.メディテラネ レ ゾーレリアン[2013]トリエンヌ(750ml)赤同一ワイン12本以上で3%現金割引いたします。
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JUGEMテーマ:読書の楽しみ
図書館で衝動的に読んだ本です。金持ちにはみんななりたいからですね。
仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人 [ 午堂登紀雄 ] |
「仕事が早いお金持ち 仕事が遅い貧乏人」
この本は読みやすく設計されています。とりあえず、図書館でかりて
読んでみました。詳細を読まなくても、見出しに、仕事ができる人間は
どうあるべきか、そうでない人間の場合と対比して書いてあるので、理
解しやすいですし、あっという間に読めます。
この本にもありましたし、仕事がらいろいろな人に会いますが、確かに金持
ちは現実的で合理主義だということだと思います。ITの会社は椅子にお金を
かけると聞いたことがありますが、これは良い事例と思います。
確かに座って長い時間、作業をするならば椅子にお金をかけるべきです。作業
する人が集中できたり、腰痛が出ないようにしたり、人材を宝とみる発想も大
事ですね。
お金をかけるべきところにかけない会社や人をみますが、結局、それは後から損
をしていますよね。私自信も椅子を何度も買い替えています・・・
「国家は破綻する」
類似の本は結構ありますが、この本はとくに厚さで目立ちます。
というのは、データが多くてしっかりしているから。その意味では
思ったほどは、厚くなくて、予想よりは簡単に読めたかなと思い
ます。金融危機の歴史を学んで未来を予測することは大切と思いま
す。過去を忘れては未来はないですね。これを読んで自分たちの
今を歴史の連続性の中で位置づけしてもいいかもです。
情報を集めて、将来を予測する。歴史に学んで未来を予測する。
↑常に思っています。
でも予測ははずれてなんぼでもあるのだけど、予測して、いざ
というときに備えるのはリーダーの常です。
国家は破綻する [ カーメン・M.ラインハート ]
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データを集める技術 [ 佐々木 拓郎 ]
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なかなか個人的にはいい本と思いますが、少しはパソコンや
プログラミングや関数等の知識があったほうがより理解しや
すいかなと思います。
個人的には情報を効果的に収集する技術がほしいです。これ
こそ仕事を楽にする第一歩ですね。
データを集める技術【電子書籍】[ 佐々木 拓郎 ]
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